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これから空手を始める方へ

これから空手を始める方へ、知っておいてほしい6つのポイントを解説します

空手の練習日記
空手の練習日記

1 準備をしよう

 

2 空手の言葉・単語を覚えよう

 

3 道場に慣れよう

 

4 目標を持とう

 

5 練習日記をつけよう

 

6 興味を持ち続けよう

 

準備をしよう

まず、練習に必要な空手衣(各道場指定のもの)や、サポーター等をできるだけ早く揃えましょう。

空手衣を着ると、「これから空手を始めるんだ」という気持ちになります。

自分自身の心も、空手を始めるという決意ができます。

又、道場指定のテキストや、教本がある場合は購入しておきましょう。

又、初心者の頃は必要ないかもしれませんが、冷却スプレーもあると便利です。

フルコンタクト空手(当てる空手)では、ほぼ常識ですが、打ち身をした場合など、できるだけ早く

冷却スプレーしておくと、翌日以降の回復が早くなります。

サッカーやラグビーなどでもよく見る光景ですね。

スポーツ保険に入れる団体でしたら加入しておきましょう。

 

空手の言葉・単語を覚えよう

他のスポーツ同様に、空手にも独自の言葉・単語があります。

空手は、元々沖縄が発祥の地であり、中国拳法の影響を受けているせいもあって、型の名称も

三戦(サンチン)、平安(ピンアン)、など、通常の日本語読みでないものがあります。

その他、正拳(せいけん)や裏拳(うらけん)、肘打ちのことを猿臂(えんぴ)という流派もあります。

格闘技に興味のある方なら、ボクシング用語のストレート、フック、アッパーやワンツーそして

キックボクシングのローキックや、ハイキックといった言葉は、ご存じだと思います。

又、上段は、首から上の頭部、中段は首から腰までの胴体部分、下段は腰から下の足の位置の事を言います。

教本等を読んで言葉を覚えておくと、指導を受けた時の理解が早くなります。

始めたばかりの頃は、身体で覚える事より、知識として覚えることの方が多いことでしょう。

 

道場に慣れよう

どこの道場でも、ほぼ毎日来る人、時々来る人、たまにしか来ない人がいます。

それぞれ、仕事や学校の関係で行けない日があるのは、無理もありませんが、それ以外で、行けるときには必ず行きましょう。

もし、けが等で練習できない場合でも、見学できるなら、した方がいいです。

道場の指導者からも「この人は本気だな」と感じてもらえ、いろいろ、親切に教えてもらえたりします。

又、道場の後片付けや、掃除などは率先してやりましょう。

道場主催の演武会や試合、合宿には進んで参加し、お手伝い等もしていくと、どんどん、知人、友人ができてきます。

後々、利害関係のない貴重な人間関係となることでしょう。

あまり言われていませんが、空手をすることで友達を作ることは、人生にとっても、とても大切な事なのです。

空手の動きは、普段日常生活で使わないような筋肉も使うので、年齢にも寄りますが、キツイと感じてしまう人もいます。

それで、道場から足が遠のいてしまうのは残念です。

空手ブームの頃とは違い、どこの道場でも、今は初心者に無理はさせないと思います。

もし、道場で練習後のクールダウン(整理運動)が足らないと感じる場合は、ご自宅に戻ってから、お風呂に入る前にストレッチ等をするといいでしょう。

仰向けに寝て、椅子などに足を置いておくのもいいです。足の血液が心臓に戻るので疲労の回復が早まります。

 

目標を持とう

入会してからは、基本的な礼儀作法や空手の動作を覚えることが当面の目標になります。

それに慣れてきた段階で、目に見える目標が「初めての審査を受ける」ということです。

審査を受けるためには、そのレベルに応じた、道場指定の基本や型の習得が必要です。

その審査に向かって、自主トレを含めて練習を積み重ねていきましょう。

最初の審査は、誰しも勝手がわからないので緊張するものです。

特に、芦原会館の審査は、地区単位で行われ、組織のトップである館長が審査されますので、普段とは全く違う緊張感で行われます。

審査を受けて、級が認定されると有級者となります。帯の色も変わり、白帯の初心者から一歩前に進んだことになります。

大きな目標としては、数年審査を積み重ねて、いつかは 「黒帯、初段へチャレンジ」しましょう。

又、技のテーマとしては、基本の立ち方、突き方、蹴り方などを、1つづつ勉強していきましょう。

道場で教わった事を少しでもいいので、次回の練習までに、できるように家で自主トレをしましょう。

試合も目標の一つですが、それは初心者の域を脱してからです。

 

練習日記をつけよう

道場の練習から帰ったら、忘れないうちにその日の練習内容や、気が付いたこと等を、書く練習日記を作りましょう。

自分しか見ないので、ヘタでもイラストとかつけるといいです。

練習中には、メモや動画等も撮れないので記憶だけが頼りです。

その練習日記は、そのうち自分だけの秘伝書になることでしょう。

自分が書いた事は、後日見直したときに、その時の光景がありありと思い出されます。

書いていなければ、思い出せません。

これは、初心者に限らず中・上級者も含めて大切な事です。

この日記を付けるか付けないかで、上達の早さは格段に変わってきます。

そのノートが増えるにつれ、自分の歩んできた空手の道と、その充実した時間を振り返る事ができます。

 

興味を持ち続けよう

家での自主トレが理想的ですが、なかなか環境時にもできないご自宅もあると思います。

無理のない範囲で、ストレッチやその場基本を復習し、自分で自分にツッコミをいれましょう。

いろいろな動画や本(漫画も)を、読む事をおすすめします。

空手以外のまんが(古くは、六三四の剣等)、カンフー映画(イップマン)等も、自分のモチベーション(やる気)に役に立ちます。

道は違えど、目指すところには共通したとこがあります。

又、自分の所属している流派、会派の歴史や沿革も知っておきましょう。

なぜなら、あなたは、その歴史の一番先端にいる人なのです。

当然ですが、どんな達人もみんな、最初は初心者なのです。その最初の気持ちを忘れない事、「初心忘れるべからず」は、いつになっても大切です。

目標とする先輩や師範がいたら、その方の動きをしっかり目に焼き付けておきましょう。

いつかは、あなたもそうなれるのですから。

 

流派や会派を問わず、「これから空手を始める」という決心をした方が、この文章を読んで、少しでもこれからの空手修行のお役に立てれば幸いです。

日本の文化、生涯武道としての空手の道を、共に歩む仲間が増えることは、とてもうれしいです。

空手は、必ずあなたの人生を、充実したものにするでしょう。